ヴィア・ホールディングス（やきとりの扇屋・とりげん・紅とん）パート・アルバイト・社員の求人情報

「バリテバ」の縁で始めたアルバイト。尊敬できる店長との出会いが転機に

実家の近所に「扇屋」があったんですよ。両親がそこのメニューの「バリテバ」が大好きで、よくお店に連れて行ってもらいました。コンビニでアルバイトしていたんですが、居酒屋バイトをやってみたいと両親に相談した時も、「扇屋だったらいいよ」と。それをきっかけにヴィアグループの「扇屋」でアルバイトを始めました。高校3年生の時でした。
当時のお店でアルバイトをして1年ほど経った頃、新任の店長が赴任してきました。その店長は、仕事はマジメで、スタッフの接客にも目を配り、良い仕事の時はほめてくれて、ミスがあれば、タイミングを逃さず注意してくれる方でした。職場の雰囲気づくりに熱心で、「みんなで楽しく」ということをとても大事にする方で、スタッフの悩みや相談にも親身になって丁寧に話を聞いてくれました。私自身も、20歳ぐらいの頃、悩んだり、迷ったりすることが多かったのですが、落ち込んでいることを表情から察してくれて、閉店後に長時間にわたって話を聞いてもらい、気持ちを切り替えられたことがたびたびありました。
そうした出会いがあったからこそ「扇屋」でのアルバイトを続けられたし、今も笑顔で働ける私がいるんだと思います。

立候補して店長に。スタッフとぶつかりながら、でも、助けてもらう

「扇屋」でのアルバイトも７年ぐらいになると、店長が不在の際に店長代理のような役割を任せられることも増えてきました。すると、「自分だったらこうする、こうしたい」と思うことが増え、店長としてお店の運営にあたりたいという気持ちが強くなってきました。それで「店長をやりたいです」と上司に言ったところ、店長に推薦していただけて、東村山店で店長に、そしてアルバイトから正社員になることができました。
「判断を求められた時に最終決定をするのは自分。でも、周りの意見もよく聞いて、みんなで考えられるお店を作りたい」。そんな強い想いがあってなった店長ですが、いざやってみると、大変（笑）。優柔不断な性格もあって、いろいろ迷ってしまったり、しっかりとスタッフに注意しなければいけない場面で注意できなかったり、バイトリーダーと意見がぶつかってしまうこともあったり。理想とする店長像にはまだまだかもしれません。でも、スタッフから見ると話しやすいのか、「野菜を置く場所をこちらに換えた方が、作業効率が良い」とか「事前にテーブルにおしぼりとお皿を用意しておくと、サービスがスピードアップする」など、どんどん積極的な意見が出てきます。スタッフの意見で作業の効率化とサービスのクオリティアップが実現することも多く、お店の雰囲気も明るく生き生きしたものになっています。
「店長、休みはちゃんと取ってくださいよ」などとスタッフから笑いながら言われこともあって、「もっとしっかりしなきゃ！」と思う一方で、みんなが本音で話ができて、フォローもしてくれる“仲間”たちに恵まれているのは素晴らしいことだと感謝しています。

地区売上１位、そして、帰ってきたくなる「第２の実家」に

お客様のお顔を覚え、前回は誰といらっしゃったか、何を召し上がったかを把握した上でお声がけをする。そうすることでお客様の満足度が上がれば、自然と店舗の売上げも上がる、と私は考えています。私自身も実践しているし、スタッフにもそう伝えています。そして目指すは、地区売上１位。現在も狙える位置にいるので、不可能なことだとは思っていません。スタッフ一同、キラキラと楽しそうに働いて、お客様が「あの楽しいお店に行きたい」「あの元気なスタッフにまた会いたい」と思ってくれるようなお店にして、１位を目指します。
そして、もう一つ。これは尊敬する店長が言っていた言葉なのですが、働いてくれるスタッフが帰りたくなる「第２の実家」のようなお店にしたいと思っています。学校を卒業してアルバイトを辞めた後でも、食べに行きたい、店長やスタッフに会いに行きたい。そう思えるようなお店づくりを目指して、今日もスタッフに本音で、笑顔で、ぶつかっていきます！

アルバイト歴6年。アルバイト店長から正社員へ

ヴィアグループの「扇屋」でアルバイトを始めたのが、高校3年生の時。自宅から徒歩10分ほどのところに「扇屋」があったのですが、私の母親がそのお店の店長と知り合いで、その縁で働き始めました。高校生だったので同級生には居酒屋でバイトをしている人はほとんどいませんでしたね。私も未経験だったのですが、当時の店長やスタッフが良い人ばかりで、すんなりとお店にも仕事にもなじむことができました。
お客様に喜んでいただけると嬉しいし、気の合うスタッフと働くのは楽しい。勤務する店舗は変わりましたが、気がつくと「扇屋」一筋で約6年間、アルバイトを続けていました。そして「扇屋」東久留米店でアルバイトのまま店長になり、その8ヵ月後に正社員にならないかと声をかけていただきました。私自身の仕事ぶりを評価していただけたことが嬉しくて、新たなステップにチャレンジすることを決意しました。

新米店長を助けてくれる、ベテラン準社員さんたちが頼もしい

正社員になって良かったのは、福利厚生がアルバイト時代よりも充実したこと。しかし責任も重くなりますし、異動も増えました。正社員になってすぐに「扇屋」狭山店へ、そして現勤務地である江戸川橋店へと異動しました。
東久留米店はビルに入っているこぢんまりとした店舗で、常連のお客様が多いお店でした。狭山店はロードサイド店舗でファミリー層のお客様が多いという特徴があります。江戸川橋店はそのどちらとも違い、ビジネス街にあるお店なのでランチ営業もありますし、夜は仕事帰りのお客様が多いですね。そして、ベテランのアルバイトのスタッフが多い。アルバイト歴8年以上というスタッフもいて、このお店に来て8ヵ月ほどの新米店長である自分よりも、お店のことに詳しいんですよ。そのため、店長として指導するというよりも、職場の先輩として接しています。仕事面でもさまざまなことを教えていただいたり、フォローしてもらうことも多く、一緒に働く仲間として大切な存在だと思っています。

小さな気遣いとコミュニケーションで、楽しい職場に

お客様に楽しんでいただくためには、働いているスタッフも楽しくなければいけないと、私は考えます。一緒に働くベテランの準社員さんには敬意を持って接しますし、自分で決めたことを一方的にスタッフに押しつけるのではなく、スタッフの意見を聞き、良いところを取り入れながら、働くみんなが楽しいと思えるお店づくりを目指しています。
仕事の合間にできるだけ多くスタッフと会話をして、たとえば「このメニューがお客様に好評です」とか、「盛り付けを一工夫したらお客様に喜んでいただけました」などの情報を聞き出す。そして皆で共有した方が良い情報だと思ったら、私の方から他のスタッフに流すようにしています。土用の丑の日には限定メニューをご提供したのですが、そこに向けて「ポスターはここに貼ると目立つ！」とか「テイクアウトを強化すると良いのではないか」などのアイデアがスタッフからどんどん出てきて、お祭り騒ぎのような雰囲気で盛り上がりました。そして同時にみんなのやる気にもつながって、売上もアップしましたし、とても楽しかったです。
忙しい仕事の合間に、スタッフによくジュースやアイスを「お疲れ様！」と差し入れます。本当に些細なことなのですが、そうした小さな気遣いを忘れずに、働きやすい雰囲気づくりができる店長であり続けようと、いつも自分に言い聞かせています。

店長の働きやすい環境づくりが、スタッフみんなのためになる

私の仕事はヴィアグループの「紅とん」「ぼちぼち」そして新業態の「麺屋はなび」の売上やコストを、事業部長として管理し、業績アップのための施策を考えることです。昼間はオフィスで各店舗の売上や経費をチェックしたり、キャンペーンの費用対効果を測定したりといった業務が多くなります。そして夕方～夜の時間帯は、店舗の運営状況の確認。各店舗を順番に回り、私自身も接客をしながら他のスタッフの接客や厨房の衛生管理状況をチェックしたり、スタッフの雇用契約や労働条件に問題がないかを確認します。
運営管理業務をする上で一番に心がけているのは、店長が働きやすい環境づくりです。店長が働きやすければ、結果、準社員さんも含めたスタッフも働きやすくなり、職場全体のモチベーションが上がる。そのため、店舗を訪問する際には店長とのコミュニケーションを増やし、店舗利益のことだけではなく、店長自身の価値観がつかめるような会話を心がけています。ご家族のこと、趣味のこと、将来の目標など。それぞれが違った価値観を持っているので、それを理解した上で、一緒に会社のために頑張ろうというモチベーションを持ってもらうために何ができるか。いつも真剣に考えています。

コロナ禍を乗り切るために、新業態をスタート

大学時代、「ぼちぼち」でアルバイトをしていました。卒業後に別会社に就職したのですが、自分の将来に迷いが生じたタイミングで、当時の店長からヴィアグループに戻ってこないかと誘われ、「ぼちぼち」に正社員として再入社しました。そして、主任、店長、地区長、商品企画と経験を積み、「紅とん」の事業部長になったのが2020年。ちょうど、新型コロナのパンデミックが始まるタイミングでした。
「紅とん」も「ぼちぼち」も居酒屋メインの業態なので、営業ができなくなりました。お店を稼働させるためにはランチを充実させる必要がある。そこで、台湾まぜそば「麺屋はなび」という新業態に乗り出すことになり、私は研修と立ち上げプロモーターをやらせていただくことに。
まずは私が「麺屋はなび」の店舗で２ヵ月間、研修を受けさせていただきました。真剣なご指導についていくのに必死でした。大変でしたが、とても良い経験をさせていただいたと思います。
研修終了後に帰京して、下北沢に「麺屋はなび」１号店をオープン。そして2022年８月現在、14店舗まで広がりました。下北沢店以外は「ぼちぼち」か「紅とん」に併設された店舗で、昼間は「麺屋はなび」、夜は「ぼちぼち」か「紅とん」という形で営業をし、お客様から支持を得ています。二毛作という新業態が一定の成果を上げられたことは、とても嬉しく思っています。ヴィアグループだからこそ、さまざまな業態のビジネスに関われる。事業フィールドの広さは、私にとってやりがいにつながっています。

「人財」を一番大切に考える会社にしていきたい

事業部長になってから、よく本を読むようになりました。店長やスタッフとコミュニケーションを取るためには引き出しを増やさなければいけないと思ったことが、きっかけです。また、視野を広げることで他人の価値観を認められる寛容さが身につくとも考えました。ビジネス書をメインに、なんでも読みます。そこで学んだことを、必要としているスタッフに伝えていきたいですね。
これからの目標は、もっと店舗数を増やすこと。店舗を増やさないと店長のポストも増えていきません。ポストを増やす、利益をアップする。どちらも会社の業績アップのために必要なことですが、それだけではありません。ポストに就くことや利益をアップさせることは、従業員の報酬アップにもつながる、つまりは従業員の幸せにつながることです。
ヴィアグループとしても掲げていますが、私も会社はイコール“人”だと思っています。人財を一番大切に考える会社という考え方に共感していますし、同様に考える人と一緒に働きたい。そして、私も会社も、会社で働くすべての人も成長できるよう、頭も体もフル回転させて日々の業務に向き合っていきます。